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のんびり過ごすタルトパイのつれづれ日記


by tarte-pie
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吉原殿中

私は,この吉原殿中・・・一般的なお菓子かと思って育ちました。
そのくらい普通に家にかなりの頻度であったのですよね・・。
吉原殿中_f0182618_2112942.jpg
お菓子屋さんによってパッケージは違いますが・・。



叔母達が遊びに来たときに,
「軽くて」「おいしくて」・・・「おみやげに持ち運びしやすいのよね」と
いつも買っていたのを思い起こすと,
これはこちらのお菓子なのだと気づいたのでした。

そして,先日立ち寄った笠間PAにて。
吉原殿中_f0182618_213813.jpg
でっかい笠間焼きが置いてありました。
焼き上げる前は2割まし大きかったから,どれだけ大きかったんだろうと思いました。



吉原殿中の実演販売が行われていました。
「あさ川」のHPより
吉原殿中とは、名君烈公の頃(水戸藩第9代藩主「徳川斉昭公」の時代)
御殿女中吉原が、残った乾飯を炒ってつくった菓子が元といわれております。




「あさ川」の職人さんです。
吉原殿中_f0182618_215127.jpg


ほかほかのもち米を板の上に置き,あっという間に棒状に。
(カメラ出している間にここまで伸ばしてしまいました!!)

吉原殿中_f0182618_21131890.jpg


きなこをまぶして!さらに伸ばします。そして,できあがり。

あまりにも「ふぉ~!!!」とか「そんななんだ~!!」などと
うるさい観客だったので,
できたての殿中を袋にいれて「持って行って良いよ!!」と気前よく渡してくれました。
吉原殿中_f0182618_2121073.jpg



「どっから来たの??」
「・・・・・県内です(汗)」
だって~,作っているところは初めて見たんですもの。
「知らなかったの??」
「たくさん食べたことはありますが,見たことはなかったので・・・。」
「そうけ~!(そうなんだの意味です)」

できたての吉原殿中はふかふかのほかほかで,これは初めての食感でした。
おいしかったです。
ごちそうさまでした~。

梅の季節になり,水戸も賑やかな季節です。
ちょっと偕楽園にも行きたくなりました。
by tarte-pie | 2010-03-07 11:13 | パン・お菓子